6月26日、27日と韓国ソウルで演奏してきました!
去年の夏、大阪にあるMagaYuraというイベントスペースの長・扇芝智也さんに「晴野ちゃん韓国で演奏せん?」とゆるく誘ってもらったのがきっかけでした。
わたしは観光にはまったく興味がないのですが、演奏旅行となると話は別!!
ギターを担いでどこにでも歌いに行きたいタイプですので、超ワクワクでお誘いに乗らせていただきました。
26日午前8時、関西空港を飛び立ったピーチ737便は、日本で済ますべき作業が全く終わらずオールして寝不足のわたしを乗せ、台風と大雨でぐちょぐちょの日本から脱出、無事ド快晴の韓国に着陸しました。
眠気でぐちょぐちょの脳みそも日本に置いていきたかったのですが、ちょっと無理でした。
宿泊した弘大は東京の下北沢にとても似ていて、ナウでヤングなキラキラフォトジェニック・ショップが所狭しと並ぶ街でした。
道ゆく人が全員でかいアイスコーヒーを持っていました。
宿について早々、近所にあるナイスなリスニングバーを扇芝さんのお友達に案内してもらえるとのことで、寝不足で小刻みに震える体を奮い立たせ店に向かいました。
わたしは人や店との出会いは絶対に逃したくないタイプですので、こういう時はちょっと無理してでも外出します。
一旦眠気を無視したおかげで、でかいスピーカーで韓国POPを聴くことに成功、おまけにオーナーさんのすてきな音楽作品も頂くことができました。
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さすがに眠くて15分だけ仮眠をとってから、一日目の演奏会場へ向かいました。
一日目の会場は작은물(チャグンムル)、韓国語で「小さな水」という意味のお店です。
名前の通り、蒸し暑い街中にあるオアシスのごとく、店内は爽やかな空気に満ちていていました。
涼しげなコンクリート造の部屋で、大きな窓とたくさんのかわいい間接照明が店内でぽわぽわ灯りをつけていました。
お店の調度品は選ばれるべくして選ばれたものばかりで、ウソっぽいものがなく、洗練されていました。
非常にナイスな空間だったため、わたしの顔周りに主張激しく鎮座していた眠気もおだやかになり、リハーサルから本番まではとても心地よく過ごせました。

共演したイェラムさんは日本語がめちゃくちゃペラペラで、日本語の曲もいくつか歌われていました。
彼女の名前は日本でも度々耳にしていたので、やっとお会いできてとても嬉しかったです。
韓国語詞と日本語詞が載った歌詞集をプレゼントしてくれました。
ウ・ジウォンさんも素晴らしいアーティストでした。
「今夜だけのセットです!」と言って(Google音声翻訳による聞き取り)机を叩いてリズムを取りながらRAP曲を歌ったり、アカペラをしたり、シンセでサステインのあるフレーズを鳴らして分厚い声で歌ったりと、自由でパッショナブルな演奏をされていました。
ほぼ満員御礼で終演!
観にきてくださった方も日本語ペラペラの方が多く、アニョハセヨ〜チュセヨ〜くらいしか話せない私は大変恐縮しながらめっちゃ日本語で応対させていただきました。
情けなかったです。
わたしのデュオリンゴ韓国語スコアは5です。
終演後、チャグンムルのみなさんが用意してくださったおいしい食べ物をみんなでたらふく食べました。
ご飯を食べながら、共演のおふたりから、韓国のとあるアートスペースがお金のために潰されそうになった話をききました。
わたしは友だちらが住んでいる京大の自治寮の話をしました。
これはソングライターあるあるだと思っているのですが、演奏会場で初めて知り合ったミュージシャン同士でも、お互いの曲や歌詞にそれぞれ共鳴する部分があれば、諸々の自己紹介や関係構築をある程度すっ飛ばしても気持ちよく思想や信条の話ができる場合がありませんか。私だけでしょうか。
海を越えてもこの現象が起きることを実感して、嬉しくなりました。
イェラムさんの曲に”Marching In the Street”というキャッチーでメロディアスな曲があります。
わたしは韓国語がわからないので、歌詞の内容を正確には理解できていません。
直感ですが、でかい権力に潰されまいと、大通りに出て、守りたいもののために皆んなで団結して声をあげてる曲だと思っています。
日本に帰ってからずっと聴いています。
ソウルは午前2時ごろまで地下鉄が動いているのですが、なぜかその日は地下鉄が早々に終わっていたので、イェラムさんが捕まえてくれたタクシーで帰りました。
チャグンムルのユンさんが、韓国のおいしい焼酎をお土産にもたせてくれました。
イェラムさんは今年の秋に日本で演奏する予定を立てているようです!楽しみです。
絶対また会いましょうと約束してお別れしました。
本当に素敵な夜でした。チャグンムルのみなさんありがとうございました。
文章量が爆発してしまったので今日はこの辺で!
