☀︎韓国ミニツアー二日目☀︎
午前9時頃に健康起床。
前日なんだかんだ夜更かししてしまい二日目も若干睡眠不足を引きずることになりました。
同じゲストハウスに泊まっている詩央さんと近所のオシャレカフェへ。
弘大の店は11時にならないと開かないところが多かったけど、駅前は朝早くから賑わっていた。
ゲストハウスに戻って仮眠。
昼頃、川の石さんと詩央さんと一緒にビビンバを食べに行く。
ビュッフェ形式でカップ麺食べ放題だったけどビビンバ一杯しか食べられなかった。

隣の席に座ってたおじちゃんが 観光客やな!と写真を撮ってくれました。ポーズはおじ指定
二日目の会場は入り時間が早かったので急いでゲストハウスへ戻って準備、
イベントのお手伝いをしてくれるKenta Kanekoさんと一緒に空中キャンプへ向かいます。


自分用のツアーフライヤーと空中キャンプのフライヤー
自分で作っています
二日目の会場の空中キャンプはほとんど私の自主企画で開催したイベントでした。
お店にPAさんがいない会場だったので、オペができる人を自力で見つけなければならなかったのですが、まあ見つからず、
その日予定が空いていた斜陽区ツアーメンバー・Kenta Kanekoさんに無茶振りでPAをお願いしたのでした。
私もかねこさんもPAは超初心者。
事前にふたりともMagaYuraのアナログ卓でPAの練習をしていたものの、
空中キャンプはデジ卓、ほんで初海外、どうすんねん!!パニック!!
もうわけがわかりません。(少なくとも私は。)

15時に会場入り、いざセッティング。
この線どこにつながっとんねん!プリセットどうやって保存すんねん!プリセット呼び出しアホ時間かかるやんけ!
めっちゃノイズ乗ってるけど原因わからん!!ロー切りすぎて音ペチンペチンなったけど!!わからん!どうすんねん!
なにこれ!!全然わからん!!うわああああ
とひとしきり大暴れしてしまいましたが、
かねこさんがしきりに励ましてくださり、現場もなんとか整い、なんとかなりました。
空中キャンプのゴマさんも「音鳴ってるんだし大丈夫だよ〜なんでもいいよ〜」とのんびりなだめてくれました。
自分のいらちで心配性な性格によって損してることが沢山あるだろうなとしみじみ思う。
共演相手のスウォンさんとナムスさんもめちゃくちゃ親身に手伝ってくださいました。
パニックで腕をぶんぶん振り回してしかめっ面しまくる私を目の前に、お二人ともずっと笑顔で落ち着いて対応してくださり、
感謝と申し訳なさでひっくり返りそうでした。
ナムスさんはお仕事帰りでしたが、手作りのおいしいお弁当を持ってきてくれました。
これがめちゃくちゃおいしかった!!海外で手作りの家庭料理を食べる機会ってあまりないから本当に嬉しい。


韓国にはマクワウリっていう硬いメロンみたいな野菜があり、キュウリみたいな感覚で使われている。
セロリとマクワウリのフレッシュサラダの味が忘れられません。スカッと爽やかでみずみずしく、パリパリ!
韓国の夏ってこんな感じか…って味がしました。また食べたい。
開演前はトラブルが起こったらどうしようと気が気でなかったのですが、
ナムスさんとスウォンさんの演奏が始まってから、ようやく落ち着くことができました。
ナムスさんがセットリストに合わせて、韓国語詩と日本語訳詩の歌詞カードを作ってくれていました。
韓国の方はとにかくホスピタリティがすごい。
ハングルがまだ読めないのですが、音だけわかる単語がいくつかあったので、時々メモしながら聴くことができました。
私もこういうホスピタリティを常に持ちたい。今回は頭が足りませんでした。反省。
ナムスさんは自然からインスピレーションを受けた曲を沢山つくっていて
美しいものを美しいものとして素直に受け取る心をもった、繊細でやさしい歌を歌っていました。
スウォンさんのギターはナムスさんの歌とピアノにリアルタイムで呼応していて、
セッション的な、血の通ったライブをしてくださいました。かっこよかった!!

見にきてくださった方が写真を撮ってその場で印刷してくれました
そういえば今回共演した韓国のミュージシャンは、お三方ともオーディエンスとコール&レスポンスをする曲を持っていた。
みんなで団結しよう!ってパワーが、韓国の人たちは強いのかもしれない。
実際韓国のバンドのライブなんかは、みんな歌って暴れて大パーティーらしい。
こんどはライブを観に韓国に行きたい。
私の周囲にいる日本のミュージシャンは内省的な音楽を作る人が多く、私が作る曲もそういう傾向があるけれど
今回韓国ツアーをしてみて、私ももっとその場の力を活用するような、そういう曲を作ってみたいなと思いました。
ひとりで静かに座っているだけでは見えないことが沢山あるだろうから。
アンコールは三人で、高田渡の「生活の柄」を歌いました。なんとナムスさんの提案です。
韓国で生活の柄を歌うとは思っていなかったし、まさか韓国の方から提案してくださるとは!感動でした。
渡韓前にDMでやりとりしている時も、ナムスさんがずっと親切にサポートしてくださっていました。
初めての海外公演で自主企画なんてとひいひい言っていましたが、周りの人にたくさん助けていただいたおかげでやり遂げることができたのでした。
今回のツアーは扇芝さんのコーディネートでしたが、次は自分で直接スケジュールを組んで回れそう。
ちょっと自信がつきました。
二日目もたくさんの方にお越しいただくことができました。
この日実は、12年前に文通相手だった韓国の女の子もライブを見にきてくれていたのでした。
たまたま当時の手紙を見つけて、私のSNSを探してくれたそうです。
ちょうど韓国ツアーの日程が決まった時期に彼女からメールが来てびっくりしました。
こういうミラクルが度々起こるけれど、引き寄せって結構あるあるだし、なるようになるもんだなと毎回感心する。
彼女への手紙に中学生の頃の私は「歌手になりたい!」と書いていたようです。
思い返せば、歌手になりたいと素直に言っていたのは小学生までで、
中学生になってからは羞恥心が芽生え、「さすがにミュージシャンは飯食えんし、音楽教師がまるいやろ」と現実を知ったような口を利いていた記憶があります。
そこからしばらく将来の夢を聞かれると教師と答えていたけれど、
実際は別に教えることに興味があるわけでもなく、全く馴染めない学校という場所が好きなわけがなく、
ただ「音楽をずっと続ける正当な理由」として音楽教師を挙げているだけでした。
海の向こうの友達には、思春期中学生の私も、ほんとに続けたいことを素直に伝えられていたようです。
彼女からオレンジ色の花束と、すてきな香りのヘアケアグッズをもらいました。
空中キャンプは普段音楽バーなので、終演後は常連さんも集まってきて、結局深夜の3時頃までおしゃべりしていました。
店名の通りフィッシュマンズリスペクトに溢れるお店で、ラインナップも日本のインディーミュージックがめちゃくちゃ多い。
お客さんもJインディー好きか普通に日本人かで、この日は最終的に店にいる人の8割が日本人になっていました。
あとうれしかったのが、私とおんなじ「春乃さん」って名前の女の子に会えたこと!!
「はるの」って名前は結構めずらしい。私は初めて会いました。
韓国で会ったはるのさんは韓国語がめちゃくちゃペラペラでかっこよかった。
ゴマさんが呼んでくれたタクシーに乗って帰宿、倒れるように就寝。

春乃さんのインスタでシェアされた写真を拝借
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三日目は夕方に帰るだけだったのでゆっくり起床。
ほとんど観光しておらず、さすがに勿体無いので詩央さんと一緒に広蔵市場へ。
一日目のチャグンムルの街が雰囲気よかったので、近辺を散歩したかったのもありました。
腹ごしらえをすべく市場散策。
おばちゃんが切り盛りしてる清潔すぎない店はだいたいアタリだと思っているのですが、韓国でもこの読みが見事通用。
山盛りのユッケとめちゃくちゃでかくておいしいパリパリのチヂミにありつけました。大成功!
女子二人で平らげるにはかなり厳しい量だったためお腹ぱつぱつで退店。
そこから何も食べられませんでした。
観光に興味がなさすぎて全く知らなかったのですが、Kodakのアパレルってのが韓国にだけあることを詩央さんに教えてもらいました。
フジロックに持っていく用のかわいいサイドバックを買いました。
飛行機の時間があったので詩央さんと別れ、弘大に戻り、いちごジュースを飲みながらちょっとだけ公園を散歩しました。
ほんとは現地の人に教えてもらったレコ屋に行きたかったのだけど、飛行機に間に合わなくなってしまうのでやむなく諦めました。
近いうちにまた韓国に行くつもりなので、その時に必ずリベンジします。
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先述の通り、今回の韓国ツアーは大阪野田・MagaYura店主の扇芝智也さんによってコーディネートされた企画ツアーでした。
マガユラ周りで活動する関西のフォーキーなミュージシャンたちを束ねる団体、斜陽区のツアーとして組まれたものです。
斜陽区メンバーが各々ソウルの各地でライブをして、夜は同じ宿舎に戻ってくる、という流れでした。
総勢6名の斜陽区メンバー各々の韓国ツアーのために全ての会場にコンタクトをとり、宿をおさえ、自身のツアーも組み、その間にアルバムをリリースし、自分の店の仕事もこなし、と超過密スケジュールだったにもかかわらず、ずっとおだやかで楽しそうに過ごしていた扇芝さんの器のデカさたるや。
どうしたらそんなにでかい器が持てるのか。
私も欲しい、でかい器。
扇芝さんは私たちが韓国へ向かう1週間くらい前から渡韓していて、田舎の方に行った時のおもしろ話をしてくれました。
私も今度はちょっと足を伸ばして、釜山とか他の場所にも行きたい。
住み慣れた場所から出て演奏に赴くのは体力もお金もかかる。
いろんなリソースをがんがん消費することになるけれど、それ以上に楽しいことが山ほど待っている。
演奏旅行でしか得られないエネルギーが私を前進させているというわけです。
もっといろんな場所に行きたい!
韓国でできた友人たちにも、いつか日本に来て欲しい。
ジャパンツアーは私が組みますので!任せて!いつでもいらっしゃい!!

☀︎韓国ソウルミニツアー紀行【完】☀︎
